ホットストーン

いつかは習得したいと思っていたホットストーン、先日3日間のワークショップに参加しました。ホットストーンを憧れのバーグ先生から直接の教えを請うという貴重な機会、感激でした。


温めたストーンを置いているだけでじわーっと温まります。その温かさで筋肉を緩ませ、手だけではアプローチしにくい深いコリへとアプローチしやすくなるのですね。


なにより、セラピストの手が触れたあと、その場所には温かいストーンが置かれて、セラピストの手はまた別の場所へ、その間もストーンが引き続きクライアントを身体をほぐしているのですから、フォーハンドにもなるわけですね。(セラピストの手2つと、ストーン2つ、いやそれ以上にも?)


施術が終われば、じんわりと温かさが持続。温泉後のような感じです。ワークショップが3日間続けてだったこともありますが、冬の寒さピークの時期でしたが、その後しばらくは冷えを感じること、普段より少なかったように思います。冬には本当に取り入れたいセラピーです。ついでいえば、セラピーを受ける方はもちろん、施術をする方もかなり温まります。というか、ホットヨガ状態でした。


ストーンセラピーに使用する石は、玄武岩。温かさの持続が違います。自然のものなので、ひとつひとつ形が違います。似たものどうしの2つを1セットとして、両手に持って使うのですが、やはり自然のもの。石の厚さやカーブも左右少しずつ違ったりするのもまたをかしです。バーグ先生からは手技を教えて頂いたというより、その精神みたいなものを多く教えられました。あとは、セラピスト次第、いかに石たちと通じ合って、仲良くなって、石と一緒になって、自分の身体の一部として、扱えるか、アートだなぁと思いました。


そういえば、職場の先輩セラピストのストーンセラピーが大好きなのですが、どうして好きかというと、なにひとつとして同じセラピーではないのです。予測不能というか、ま、ストーンだけでなく、他のメニューでもそうなのですが、彼女はセラピストであり、本当にアーティストだと思うのです。ちなみにストーンセラピーが終わって、ベッド下を見ると、使い終わった石で曼荼羅が描かれています。身体を触りながら感じたことを、だそうです。ちなみに上半身は羽根が生えてるのに、下半身は二本足、というような絵、飛びたい気持ちだけど、自分自身縛ってるのかなぁ?(図星)ってなこともありましたっけ・・・。


ワークショップが終わったあとは第2部?最近先生が日本古来の文化に回帰されているという、その一つの香道、それを少し体験させていただきました。奥の先生の部屋で、黄色いランプが灯るソファのもと、みんなで輪になって、燻らせた煙を、目を閉じて、香りだけを味わう、エレミ、フランキンセンス、サンダルウッド・・・精油とはまた全く違った香り、なんとも至福なひとときでした。写真は香道のではありませんが、神聖なエレミの樹脂の香りを燻らせて、ストーンたちを浄化してもらいました。

季節はだんだんと暖かくなってきますが、Dar Saanaでもホットストーンやりますよー。

近いうちにモニターも募集する予定ですので、温まりたい方はどうぞ〜!